Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

伊藤銀次さんのシリーズ・トークの3回目、『話し出したら止まらナイト』。
今回のテーマは銀流フォーク・ロック、意外な展開になりNeachは大変楽しめ(た)。
フォーク・ロックの前段、ピート・シーガーボブ・ディランの対比から始まって、ウィーバーズ、ピート・シーガーキングストン・トリオ、PPMといったフォークの重要アーティストを分かりやすく紹介、バーズなどに結びつけて説明するあたりが通り一遍の解説とは違っていてこの方の造詣の深さ。映像出しの係だったので銀次さんの指示に従って関連映像を出すことで精一杯でした。
「話し出したら止まらない」を地でいってなかなか予定の時間に話しが終わらなかったので、カンペを出して銀次さんを急かせてしまい。俺って何様だ?とも思いましたが、何とかこの日のテーマの推論まで到達し、ホッと胸をなでおろし。
フォークのパイオニアと呼ばれるアーティストが挙って12弦ギターを弾いていること、最初のフォーク・ロックのグループはアニマルズだ、という推論は見事。全体にマニアックな話しではなく、噛み砕いた解説と、銀次さんならではの着眼点に見るべきもの。肝心のテーマの核心にたどり着く事なく時間となってしまいましたが、これがこのトーク・ショーの真骨頂でも。
来年の1月9 日(日)に第4回目。