Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

表は小雪模様の中、人気のライブ、ウクレレバンバンバザール。何が人気かと言えばライブが始まって1分と経たない内にその秘訣が理解できるほど観客の心を取り込むことのうまいグループ。
リハではみっちり音のバランスや出音の大きさ、各人の位置等入念にチェック、本番になってみるといかにも成り行きの進行といった趣きで始まりいきなり聞き手をリラックスさせて、もう何の心配もない和気藹々のライブ。
後ろから観ていてお客さんの嬉しそうな気配。ライブをやっていて一番報われる瞬間がこういったお客さんが一体になって幸せオーラを出している時で、このバンバンバザールのライブには必ずこういった瞬間が訪れる。
勿論、それは福島くんというリーダーのウィットの利いたMCによるところが大きい、ウッド・ベースの黒川くんの絶妙の受け答えや抜群のテクニックで小さなウクレレを操っている富永くんという人の存在が安心して聴けるサウンドを。西のライブの横綱ふちがみとふなとでしたら、東の横綱は間違いなくこのバンバンバザールだと断言。
毎回、店の壁に飾っているジャケットを見渡して、気に入ったアーティストの曲を即興で歌ってくれるので、この日は4,5枚新規のものを入れ替え、前日に湯川れい子さんが来てくれたことを話題にしてくれシャネルズの曲を歌って。またアゲインでは恒例となったバートン・クレーンの「おいおいのぶ子さん」も実に楽しそうに歌ってくれ有り難(い)。また近い内にライブをやってもらいたい最右翼のグループ。