Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

先月は生涯でもっとも危機的な状況下での営み、今月は徐々に落ち着いて、事の真偽を見極める時期にしようと。あまり報道や風評に振り回されず、自分なりに目標を掲げて生活していこうと。そんな思いで迎えるには絶好のライブ、上野茂都さんの余一会が淡々と。毎回、上野さんがやってくると「お客さんが来ますかね」と自嘲気味なつぶやきとともに現れるので、こちらは必要以上にハイになって、開場前には「もう階段にお客さんが並んでいるのでは」などと鼓舞しながらオープンするのがいつものやりとり。
この日も例によって上野料理ショーの制作過程をビデオに撮り丁々発止の受け答えを交えながら得体の知れない料理を。きな粉をペースト状にし、それを四つ切りにしマーガリンを塗った食パンの上に乗せ、バナナをあしらって焼くというもの、この取り合わせがいかにも上野流。どんなもんだろうと恐る恐る試食したのですが、これが「うまい!」と思わず言ってしまうもの。お客さんも程よく入ってシニカルな上野節とともにライブは進行、休憩をはさんでビデオ紹介、料理の振舞い等で忙しい厨房。
その以前の開場から開演時にも実にバラエティに富んだオーダーが出て開演を少し延ばしてもらうほど。そんな時、neachの顔色はやや不機嫌に見えるらしく、後で上野さんに指摘。ちょっと反省、反省。それでもライブが終わってからもいつもよりハイな状態は続き、憎まれ口をたたく上野さんをお相手にこちらも辛口な受け答えで返答。
最後に三浦くんと3人になった時の話題は専ら元プロレスラー「木村健悟」が駅前で誰も聴いていない街頭演説をしていることに終始、誰か何のために演説しているのか、訊いてもらいたいということで意見が一致。今度見かけたら勇気を出して「木村さん、私はあなたの古いファンですが、この演説はどういう目的ですか?」って訊いてみようと。一発殴られるかも。