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昨日もお客さんは少なかったが、満足のいくカフェ営業。ランチ・タイムには近くにお勤めの女性の方がオムライスを食べに来てくれ一頻りメニューの解説を。よくしゃべるマスターという役柄、夜も長居をしてくれたお客さん相手に長々とライブの醍醐味やどうやったらお客さんに満足してもらえるかといった経験談を。その際、先日観た佐野元春さんのライブ映像を一緒に観ながらファンを喜ばせる演出を随所に盛り込んでいる佐野さんのパフォーマンスを分かったように解説。
「悲しきレイディオ」のくだりではセリフとともに大観衆に向って♪ムードもりあがれば♪という一節を合唱させるシーンやアンコールの「アンジェリーナ」を歌った後にメンバーを紹介し、用意してきたメッセージを読み上げるシーン等実に自然に聴衆の心をつかむ術を心得ており感心。最後はいつもやっていることなのでしょうか、マイクを観衆側に向けて去っていく様はロックン・ローラー、モトハル・サノの魅力を十分に伝えていて印象的な映像。全体にプロのカメラマンが撮っているので画面のスィッチングがうまく、よく仕組まれた映像。杉真理さんがMCでいみじくも語っていた「佐野元春がいる時代に生きていることをとても嬉しく思っている」という言葉が実感できる素晴らしいライブで是非多くの人に観てもらいたい。