Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

7月10日のナイアガラ・ラジオ館で取り上げられていたジョニー・シンバルの「ダム・ダム・ディ・ダム」のB面の曲「恋のティアワナ」の話題。
Neachの持っているもう1枚の日本盤シングルでは「サーフィン・ティア・ワナ」というタイトルでA面に収まって。えっ、違う曲かな、と両方のシングル盤を聴き比べたところ、全く同じ曲。詳しい情報がないのでどうしてこういったリリースとなったかは分か(らず)大瀧さんのこのところの記述を読んでいると当時の日本盤のリリースにおいてはこういった手を変え品を変えの戦略があったのかも。
推測すると「ダム・ダム」も原盤番号からすると「恋のティアワナ」のB面、「サーフィン・テア・ワナ」のB面曲「インディアン・ギヴァー」はもっと前の曲のよう。サーフィン・ブームにあやかってタイトルを変え、もう一度売り出したの(か)。不思議なことに原題も「TIA JUANA」から「SURFIN' AT TIA JUANA」になっているので日本の東芝さんの事情ではなくアメリカのキャップ・レーベルの事情だったかも。
こういった現象が起こるのもシングル盤という2曲のみのリリースならではのこと、60年代前半はおおらかな時代だったということ。