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昨日も終日カフェという自由度の高い一日、結局お客さんとの語らいで暮れてしまった一日。昼間、複数のお客さんの中に初めていらしてくれた方がいて、その方中心に話し、とても気さくな方でかなり踏み込んだ話しまで。でもこういった語らいカフェという性格が最近では合っているようで、自分でも呆れるほどしゃべる、しゃべるマスターになって。犠牲になったお客さま、大目にみてください。というわけで忙しいわけでもないのに中身の濃い時間を。
お客さんの藤島さんから借りた『嘘みたいな本当の話』という本（アメリカのポール・オースターが選んだ『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』の日本版で選者は内田樹くんと高橋源一郎さん）をペラペラめくって。藤島さんの投稿が2件も掲載されているので宣伝も兼ねてここで紹介。「洗濯機」というお題で蓋が開いたままのコインランドリーの洗濯機が何事もなく脱水まで完了したお話しと「転送」というタイトルで会社の中で似た二人を取り違えるお話しの2篇が内田くんの選によって採用。「男女産み分け法」のgusunさんってうちのお客さん？期せずして知った方々のエピソードが載っていてちょっと嬉しくなるような投稿実話本。巻末の内田樹x柴田元幸対談もとっても面白。