Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

軽い胸騒ぎを抱えながら寺尾紗穂さんのライブ。当日間際にどんどん予約が増えてきて50人を越えるのではないかと思われたのでそれなりのレイアウトと準備。
リハではゲストの三輪二郎さんといい掛け合いで澄んだ声を聴かせてくれた寺尾さんのライブは開店早々以来、実に4年ぶり。どことなく歌声や仕草にベテランの落ち着きを感じ、neachが言うのもおこがましいが成長の跡。開場となり、ドッとお客さんが押し寄せ、当日の方も含め、優に50人を越えて。かなりぎっしりのライブ空間となり、オーダーに四苦八苦しながらやや押してライブが始まり。
寺尾さんはそんな窮屈な会場を意識さず、淡々と歌い上げていく様が感動的。普段は生ピアノのあるところでしかライブは行わない、ここアゲインは特別です、と言ってくれ1部はたっぷりエレピの弾き語り。休憩の跡、ゲストの三輪二郎さんが出て正反対のようなパフォーマンス。どこか飄々として不思議な魅力のあるシンガー。実はリハで顔を出した際、武蔵小山は初めてですか?って聞いたところ、以前、いちかたいさんのライブで出演したことがある、と。すっかり記憶が落ちていて失礼なことを。
再び寺尾さんが呼び込まれ、今度はアコーディオンでカヴァー曲などを披露し2部の弾き語りも聴き応え。何より一心不乱になって聴き入っているオーディエンスが多く、寺尾さんの人気の高さを物語って。最後は三輪さんを呼び込んで2,3曲一緒に歌った後、アンコールとなり大盛況の内に50人ライブは無事終わり。次の日もタフなライブが待ち受けているので気が抜けない今日この頃。