Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

第51回目となったアゲイン・ジャズ・クラブのイベント。今回は課題曲コーナーでneachがしゃしゃり出て2曲出題,やや緊張気味のスタート。岩田さん担当のDJコーナーではバディ・グレコ。柳沢さんお得意のデキシーランド・ジャズのミュージシャン特集でマーチありニューオリンズありといった多彩なサウンドが紹介。
課題曲コーナー、neachは「Almost Like Being In Love」と「The Way You Look Tonight」。「Almost・・」、銀次さんのブログでも紹介されていた曲でビヴァリー・ケニーという夭折した女性シンガーのヴァージョン等で有名なスタンダード、『マイ・フェア・レディ』のミュージカルの音楽を担当したアラン・ラーナーとフレデリック・ロウの作品。ジェームス・テイラーが歌うYouTubeのヴァージョンで紹介、ジャズ通の先輩方がJTにどう反応するか戦々恐々、意外と好意的な反応。バックのブランフォード・マルサリスのサックス・ソロもよかったのか、JTの優しい歌い方がこの曲にマッチしていて我ながらいい選曲。
「The Way・・」の方もロッド・スチュアートが歌うライブ・ヴァージョン、こちらも概ね好評。neachはこの歌が最近のベスト・ワンで特にこのロッド・ヴァージョンを何度も聴いていたのでジャズ通の先輩方に受け入れていただいて大変嬉しかった。ある方など寄ってきてあのロッドのアメリカン・スタンダードのアルバムは全部持っています、と教えてくれたり、あの映像はどうやって観るんですか、と質問してくれたり関心の高さ。オーケストラを指揮している人が誰なのか、先輩方にチェック,結局分からず終い。因にその後先輩方が紹介してくれたものは「Almost・・」の方がメリー・ケイ・トリオ、ジョー・スタッフォード、ビー・アボット、後藤芳子、ナタリー・コール、ジョニー・ホルツマンと続き珍しいものばかり。「The Way・・」の方もフランク・ドローン、フランク・シナトラテディ・ウィルソンティファニー、リタ・ライスといったところでこちらも大変興味深いカヴァー。惜しむらくは、何人かの方の「The Way You Look Tonight」が紹介できなかったこと、今回もいっぱい教わることがあり大変勉強に。