Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

一昨日の平川くんのトーク・イベントはとても思い出に残る会。期せずしてあれから何人かの方からお礼のメール。
その昔、青空音楽会と称して多摩川の河川敷で蓄音機をみんなで聴いたプライベイト・イベントの時も後から嬉しい反応。古い記述,こちらを。「行ってよかった」とか「楽しかった」「素敵な企画をありがとうございました」といったコメントをいただくことほど「やり甲斐」を感じる瞬間は(ない)。今はとても幸せな気分になって、平川くんにも参加された方々にも感謝したい気持ち。
もうすぐ開店5周年月間,確実に手応え。ある覚悟を持って事に臨んでいることが。その覚悟とは自分のことは自分で責任を持つということ。平川くんが『小商いのすすめ』の結語で語っていた「今、ここにある自分に責任を持つ」という意味がこんな小さなカフェをやり続けていたら言葉ではなく実感として分かってきたように。
料理もPAも楽器の組立ても店のチラシ作成やメニュー考案も、全て自力でできるようになるまでに2,3年かかり。サラリーマン生活からは想像もできないハードな時間。それでも昨日のような報われる瞬間や素晴らしいライブの最中に感極まってボロボロ泣いたりする体験は今までにない極上体験。確実に自分がこうしようと思っていた世界を実現できる確率が高まり。これを称して達成感のある生活。商売、ビジネス、金儲けとは無縁のところで生活していける自分。老いていくことも全然苦ではなく、むしろ老いていく楽しみを感じているほど。これからも店に来るお客さんに「楽しかった」と言ってもらえるサービスを提供し、体が丈夫な内は思ったことを実現させる意志だけは捨てずに店を切り盛りしていこうと思って。