Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

[今日はこの曲]

「恋はボサ・ノバ/イーディ・ゴーメ」「かなわぬ恋/スティーブ・ローレンス」
今日の曲は1曲ではなく両面2曲。「恋はボサ・ノバ」のシングル盤のB面はおしどり夫婦で有名なスティーブ・ローレンスの「かなわぬ恋」。
先ずイーディ・ゴーメの方,皆さんご存知の大瀧さんの「恋はメレンゲ」の下敷きソングになっているもので作者はバリー・マン=シンシア・ワイルというコンビ。あまり解説する必要もないほどの有名な歌、このB面が何とその旦那が歌う「かなわぬ恋」でこちらがキャロル・キング=ジェリー・ゴーフィンの作品というゴールデン・カップリングで最強のシングル盤と呼んではばからないもの。この日本盤は63年発売のもので330円なのですが当時買ったものでは(ない)、こんなにお得なシングル盤は後にも先きにもこの1枚が極め付き。「恋はボサノバ」はクリフ・リチャードもカヴァーしているものでラテン・フレーバーの入ったよく出来た楽曲。
B面の「かなわぬ恋」はディオン(日本盤表記はダイオン)が「かわいいドンナ(Donna The Prima Donna)」のB面に入れて。こちらも大変お得な1枚。♪Oh please go away, little girl before I beg you to stay♪という件りに大瀧さんが感心して71年に再びカヴァーして全米1位になったダニー・オズモンドではこの味は出せない、とコメントしていたのが印象的。「Go Away Little Girl」と「Locomotion」(1974年にグランド・ファンクがカヴァーし1位になっています)がゴーフィン=キングの作品の中で全米1位を2回も獲得したエバーグリーン・ソング。(「Locomotion」は1987年にカイリー・ミノーグが更にカヴァーして惜しくも3位)