Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

[今日はこの曲]

涙のキッス/ジル・ジャクソン」
ジル・ジャクソン、というよりポールとポーラのポーラと言った方がピンと来る方が多いのでは。再三取り上げている64年のスマッシュ・ヒットの中でもとりわけ好きな1曲がこの「涙のキッス(All Over Again)」。ドリーミーなサウンドに仕上がっているのはバックでずっと引っ張っているストリングスのせい(か)、これぞゴールデン・ポップスと呼ぶに相応しいナンバー。
B面の「ヘイ、ハンサム・ボーイ(Hey Handsome Boy)」も素晴らしい出来でいつぞやシングル盤を両面かける特集で取り上げ。やはりneach達の世代ではB面が何だったのかは重要な問題で2曲しか聴けないので繰り返し聴いて擦り込まれ。「涙のキッス」の作者を調べたところ、何と偶然明日取り上げる予定だったジョニー・ティロットソンの「恋のウルトラC(I Rise, I Fall)」の作者、ポール・ハンプトン。自分の中では事件だったのでポール・ハンプトン、いろいろ気になって。このコーナーをやってこういった発見があるのが楽しみ。
明日取り上げる予定だった「恋のウルトラC」はここで少し触れておいて別の曲にします。変な邦題シリーズに必ず登場する「恋のウルトラC(I Rise, I Fall)」は丁度1964年リリースで東京オリンピックの年だったのでオリンピックにかけて「恋のウェイトリフティング(Always Something There To Rimind Me)」とか。neachだったら「恋の回転レシーブ」ってタイトルを「涙のキッス(All Over Again)」に付けたかも。何で「I Rise I Fall」が「恋のウルトラC」になるのか、いまだに疑問。