Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

[今日はこの曲]

「How Are Things In Paradise/Gary Miles」
一昨日の夜、店を閉めて銀次さんと黒沢くんのユニット、uncle-jamのライブに。銀次さんのパフォーマンスに変化の兆し,ライブ後ご本人にその感想をお伝えしたところ、驚くような回答。「ターン・ダウン・デイ/サークル」を本日の曲にしようかなとも,思い出のレコードが出てきたのでこちらに。
ゲイリー・マイルズ「How Are Things In Paradise」。この曲を最初に聴いたのは以前自主開催していた「青空音楽会」でキャロル・キングVSバリー・マンという特集を組んだ際、バリー・マンご専門の松山さんが紹介、ヒエーっとうなった曲。作者はバリー・マン=マイク・アンソニー、プロデュースはスナッフ・ギャレット、ジョニー・マン・シンガーズのコーラス、アレンジはアーニー・フリーマンというまさにリバティ・サウンドのゴールデン面子が揃ってメンタンピン三色ドラドラって感じ。ゲイリー・マイルズとは実はバズ・ケイソンの変名でかつて「星を求めて(Look For A Star)」というトニー・ハッチの曲(マーク・アンソニー名義)をイギリスの紛らわしい名前のゲイリー・ミルズ(Garry Mills)と競作で歌っていた。その証拠にB面は「Please Take The Time」といってバズ・ケイソン作品でこちらもスナッフ・ギャレットがプロデュース。「How Are Things In Paradise」は検索するとロイ・オービソンのヴァージョンが出てきてしまいますが同名異曲で正にリバティ・サウンドの直球ストライクという出来で大事にしているシングル盤。