Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

[今日はこの曲]

「Teenage Sonata / Sam Cooke
何だか不安定な天気が続いて。昨日のカフェは先週声が出なかった反動で話し出したら止まらナイト。
今日取り上げる曲はサム・クックが歌う「ティーンエイジ・ソナタ」というバラードの名作。サム・クックの曲で1曲選べ、と言われると「Change Is Gonna Come」かこの曲。彼のベスト・アルバムとかに収められておらず、随分後になってから聴いた曲で一遍でシビレて。これはアルドン=スクリーン・ジェムズ系統のソングライターでエリー・グリーニッチとのコンピで有名なジェフ・バリー単独の作品で1960年にRCAに移籍して初めて録音したシングル,全く顧みられずヒットせず。今、読んでいる『魔法の音楽』によると<ベートーベンの「月光」からヒントを得て作った"最悪"のシングル>。なんでこの曲が最悪なんでしょう、って横やりを入れたくなる記述でここにジェフ・バリーの原点があると言っても過言ではない名バラードだと。
ジェフ・バリーとエリー・グリーニッチの曲は「ゴーゴーナイアガラ」で2回に分けて特集、この曲は取り上げて(おらず)。スペクターはこの二人のコンピが他のソングライター・チームよりやり易かったというコメントを紹介。実に多くのスペクター・サウンドを作り出しているコンビなのでさもありなん、という感じ他にもいい曲が沢山あって紹介したらきりがないソングライター・チーム