Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「Younger Generation /The Lovin Spoonful」
昨日の「伊藤銀次の話し出したら止まらナイト」はさしたるトラブルもなく無事終了。大変有意義なトーク・イベントで「銀流フォーク・ロック伝」のラヴィン・スプーンフル編がやっと終了。この日はいつになく銀次さんの進行が滞ることなくスムーズに進み、心配された映像の写し出しも「映らナイト」にはならずに終わって胸をホッとなでおろして。
銀次さんの話しに注目しながら次の音源や映像を出す作業はなかなか神経を使うもので終わったらグッタリ。いろいろ学ぶべき点の多いトーク・イベントでやった甲斐はあり。
例えばラヴィン・スプーンフルは多くのアメリカのバンドがビートルズの影響を受けてイギリスにすり寄ったのに反し、ジャグ・バンドやカントリー・ブルース等の本来のアメリカン・ルーツ・ミュージックを受け継いでいたところが分かって勉強に。またモータウン系の音楽(シュープリームスやマーサとバンデラス)との接点やブリル・ビルディング系(バート・バカラック等)の影響を受けた曲も作っておりかなり幅広いミュージック・ルーツを持っていた点等重要なグループということを再認識。
彼らの「Summer In The City」を元にして作った曲がクリームの「White Room」という指摘は目からウロコの新発見。他にも銀次さんならではの「発見」がちりばめられた「銀流フォーク・ロック伝」は大変内容のあるトークで疲れ甲斐のあるイベント。
PS:誕生日お祝いメッセージをいただいた方々、ありがとうございました。