Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「絵日記の夏/村田和人
毎回ライブの本当の意味の醍醐味を伝えてくれる村田和人さんのライブ
,昨日。リハの時間を二名敦子さんとの音合わせに費やし,そのまま本番という態勢でライブがスタート。始まってみればいつものように完全に村田ペース。始まる前と休憩の際のオーダーも無難に捌け、後半の合唱タイムでは「R-134 波浪警報」の歌に合わせてモニターの下のおじさんたちが手を振ってコーラスに応えるシーンが受けて。村田さんは調子に乗って観戦中の森さんにまでそのパフォーマンス、PAブースで他人事で観ていたneachにまでその「振り」を強要,思い切ってカウンター内でお応え。
こんな楽しいライブって、いつまで続くのかなんてやや感傷的に気分になって村田さんのMCを聴いて。「もうミュージシャンが印税で食べていく時代は終わった」というような趣旨のコメントにグッときて。どこかで歌うことの本当の楽しさを発見し、それをこんな小さな会場で実践,目頭が熱くなって。
村田和人というアーティストと付き合うことができて、更にそのソロ・ライブ(東京ではアゲインだけ)を開催、継続できている幸せを昨日もまた噛みしめながら後片付けを粛々と行い。