Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「牡丹の曲/山田五十鈴
今日は最近作った11月のコンピレーションCDの話題。銀次さんの「ウキウキWATCHING」が最近のヘビー・ローテーション、今年お亡くなりになった山田五十鈴さんの「逢いみての」が目下のマイ・ブーム。『服部良一1934-1954未復刻傑作集』で初めて音源化されたもので東宝映画『武蔵坊弁慶』の主題歌として昭和17年に発表。百人一首の権中納言敦忠の句として馴染んでいた歌詞で2番は西條八十が創作している歌。同じ時期にヒットした矢張り服部/西條作品の「牡丹の歌」。前回の箱根湯本の例会で日本の女優で誰が一番かというような話題になった時、内田くんは原節子を、neachは山田五十鈴を挙げて。その理由として悪女も演じられる女優という観点からで特に渋谷実監督、池部良主演の『現代人』における演技や『蜘蛛巣城』や『用心棒』等黒沢作品の中の役柄が大変印象的だったので大女優と言ったらこの人が先ず浮かんで。改めてご冥福を祈りたいと。