Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「幸せな結末/大滝詠一
福生スタジオは上が中二階,膨大なデータ格納庫。一人乗りの赤いリフト、先ずそれに大瀧さんが乗ってスルスルと上がって、その際の笑みを浮かべた表情がとっても印象的。あのシーンを観れただけでもうnachは満足。
上に上がると丁度人一人が寝転げるようなスペース、ずっと寝泊まりしたい気分。
腰をかがめて奥のサーバー格納庫を覗くとそこには驚く量のハード・ディスク群が所狭し。みんな度肝を抜かれ,屋根裏に収納してあったカセットの棚。そこにはneachが最も影響を受けたかのラジ関の放送「ゴーゴーナイアガラ」のカセット・マスター(多分)、拝めただけでももの凄い感動。
いよいよ収録、今回は全て大瀧さんのスタジオにある機材でセット、正に福生スタジオの音になるのだなと思うとまた更なる感動。写真や記録、邪念など一切飛んでしまい、全くその気が起こらなかったのが実情。レコードやCD等を引き出して見ることすら全くしなかった、する気にならなかったというくらい満足した気分で御大のご説明を聞いている自分がそこに。
夢のような空間で今や世間によく知られている内田くんと平川くんという旧友と一緒にお邪魔していることがなかなか信じられない思い。多分この対談を始める前からneachの気持がミーハー気分を脱して幸せなモードに、普段と変わりない調子で話すことができたのでは。
もうすぐ公開されるラジオデイズの対談(ダウンロード無料)を聴いていただければ、不思議と緊張とはほど遠い至福感を携えて対談に臨む。
平川くんと内田くんという普段付き合っている気の措けない仲間がいてくれたのがかなりneachの舞い上がった気持を抑えてくれたとも思って彼らに感謝したい気持でいっぱい。
特に平川くんの存在が今回はキー・パーソンになったと大瀧さんも後でおっしゃっておられ,彼の布谷さん的な対応が緊張した場の雰囲気を自然と和ませてくれた重要な要素。いよいよラジオデイズの「大瀧詠一的2012」の番組収録。(続く)