Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「5 A. M. / Millenium」
伊藤銀次さんの「話し出したら止まらナイト」の13回目。
今回のテーマはアソシエーションからカート・ベッチャー、ボーンズ・ハウまで。アソシエーションがカート・ベッチャーによって華々しくデビューするいきさつ。この名プロデューサーを首にして自分たちの主導でセカンド・アルバムを作成、カート・ベッチャーのサウンドに比べややチープな音になったと解説。カート・ベッチャーに関する解説をミレニウム『Begin』という大傑作アルバムを例に出して熱く語って。フォーク・ロックからソフト・ロックへの最重要人物がカート・ベッチャーであると力説。カートの生い立ちから初期のゴールドブライアーズというグループの音源、更にはブリル・ビルディングの作家の関わり、トミー・ロウとの仕事等に触れ如何にカート・ベッチャーのコーラス・スタイルが秀逸であるかということを教えて。
残念ながら時間となってしまい、ボーンズ・ハウの項までたどり着くことができず、次回に。その間、いろいろな話題に飛ぶという銀流特有のトークで時間の制限がなければもっと脱線してもらいたい話しばかり。結局「こぬか雨」等数曲自作を歌ってくれた後にアソシエーションの名曲「チェリッシュ」を披露してフォーク・ロック伝はお開き。
どっさり食事の注文、それらを捌きながら曲出しや映像チェックをしたのでやや頭が混乱。香港から来たファンの方や大阪から前回同様駆けつけてくれた方、それに小松久さん夫妻などがおられ銀次さんの根強い人気の一端を垣間みた思い。尚、もう少ししたら発表、銀次さんの別のイベントを企画中。