Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「Dedicated / Yuzo Kayama」
昨日に引き続き加山さんの話題。団塊の世代の者にとって加山雄三さんとは青春の大スターで歌に映画に活躍。エレキ・ブームの中で颯爽と登場、いい曲を沢山書いたソングライターとしても特筆に値する方。今でも若いエレキ・インスト・バンドは加山さんの曲を好んで演奏。特に「Boomerang Baby」や「Crazy Driving」等は洋楽と思えるようなグループを感じさせる好ナンバー。その両曲を含む全編英語詞、インストが収まっている『Exciting Sound Of Yuzo Kayama And The Launchers』というアルバムは友達のイケちゃんが持っていて随分一緒に聴いたもの。後になって再発CDで揃えたが、長い間探していたレコード。当初、洋楽レーベルかと思えるような作りでかなりその線を狙って構成された曲群がこの人の才能を物語って。neachは例えば「恋は紅いバラ」という曲は「Dedicated」という英語詞の方が馴染みがあり、自然と英語の歌詞が出てきてしまう曲。セリフの部分も日本語よりはかっこいい響きで聴こえいつも一緒に口ずさんだもの。(「君の瞳の碧空」も「Blue Sky In Your Eyes」の方がしっくり。)そんな高校生の頃の思い出が初期の加山サウンドを聴くと甦り。その我等のアイドル・スターが自分の店に来てくれてお話し,これを事件と言わずして何を事件と言ったらよい(のか)。そのくらい一昨日の若大将の訪問はビッグな出来事。