Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「Seven Million People / Vern McEntire」
昨日、夜の出張ブランディンのイベントはリバティ・サウンド特集,いつにも増して盛り上がった回。リバティというとneachの場合、先ずは「スナッフ・ギャレットのリバティ・サウンド」という括りが思い浮かび,宮治さん、平本さんにかかると実に多彩なラインアップで変化に富み、意外なアーティストや楽曲が紹介され大変楽しめ(た)。平本さんがインストから紹介します、と言ってTボーンズをかけて特集が始まると宮治さんがスコット・エンジェル音源を紹介、予想していたスナッフ・ギャレット関連以外のレア音源をガンガン紹介し出したので自然と身を乗り出し。
印象に残ったところVik E Leeという女性歌手の「A You're Adorable」という曲やゲリー・ルイスとプレイボーイズの「This Diamond Ring」のアンサー・ソング、それにびっくりしたのはneachの64年「ゴールデン・ポップス・ソング、「アンジェリータ」のカヴァー・ヴァージョン、それにリバティの看板スター、ジュリー・ロンドンのバリー・マン作品「When Snowflakes Fall in the Summer」という曲やゲイリー・ゼクレー作品の「Cause I Love Him」を歌っているAlder Rayや宮治さんが「一人ライチャス」と形容していたP.J.Probyの「I Can't Make It Alone」(ジャック・ニッチェ作品)、デル・シャノンのストーンズ・カヴァー、「Under My Thumb」、バート・バカラックのインスト「Niki」等々実にツボを心得たマニアックな選曲で付いていくのがやっと。
リバティ・レーベルの常連、ボビー・ヴィーやジーン・マクダニエルズ、ジャッキー・デシャノン等もさらっと紹介されリバティ・レーベル所属のアーティストの奥の深さとお二人のコレクションの凄さに只々圧倒されながら聴いて。何だか今までの出張ブランディンの中でも昨日の選曲は1,2を争うほどneachの琴線にびったりはまったものばかり。
一番衝撃的だったVern McEntireの「Seven Million People」がを紹介。ヘレン・ミラーとハワード・グリーンフィールドの作品でバック・コーラスはブロッサムズということ。いやー、それにしてもリバティ特集で出てくる楽曲の素晴らしさとそれらを何気なく紹介する宮治さんと平本さんというお二人には改めて敬服。恐るべし、宮治、平本両氏とリバティ・レーベルの奥の深さに目からウロコならず耳からウロコの落ちる思いで大変勉強に。