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「Rock'n' Roll お年玉／大滝詠一」
みなさん、新年おめでとうございます、と言いたかったのですが、信じたくないニュースで心は千々に乱れて。今回の事実は最大級のショックで立ち直れそうに（ない）。それでも何とか感情を押し殺して電話の対応、伊藤銀次さんからお電話をいただいた直後、無様にも取り乱して。
その後もいろいろな方からお電話やメールをいただき、事の重大さとかけがえのない方を失った喪失感でしばらく打ちのめされて。いつまでも悲しんだり、落ち込んではいられないな、と思い直し、丹田に力を入れて気丈に振る舞うよう心がけ。
一人になって雑音を入れずにしばらく佇んで。一人一人にメッセージ。立て続けに舞い込んできた訃報はあまりに大きすぎていまだに収拾がつかないで。まだ信じたくない思いと嘘であって欲しいという気持ちが交錯。コメントするにはまだ少し時間がかかると。
今は大瀧さんへの感謝の気持ちでいっぱいに。いろいろな思い出が甦りますが、こんなに影響を受けたお方は空前絶後でその薫陶の受け方は計り知れ（ず）。もう二度とこのようなお方に出会うとことはないのかと思うと底知れぬ喪失感。言葉の無力さ、詮無い思いをこれでもかというくらい味わって。
しかし、絶対に自分はへこたれないぞ、という決意とともに大瀧さんから教わった沢山の教えを反芻しながら乗り切ろうと堅く決心。いつの日か「師匠」と心からお呼びできる日を醸成しながら日々の研鑽を重ねようと思って。まだまだ大瀧さんから残された音源や文献、そしてお話しから学ぶことがいっぱいあるので修業を怠らず付いていこうと。勝負はこれからで気を抜かずナイアガラ道を歩んでいこうと。
一言、皆さんもくれぐれも健康に留意されてお過ごしになるよう重ねてお願い。健康でいられらばなんでもできます。それが大瀧さんへの供養になると思って。そしてやりたいことは強い意志を持ってやり切る、という気持ちでこの不透明な時代に立ち向かっていきましょう。1年後に悔いや愚痴を残さないために頑張りましょう。よいお正月を！