Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

かしぶち哲郎坂本龍一 サウンドストリート 1985』」
昨日はあるきっかけからかしぶち哲郎さんのアルバムばかり聴いて。1985年『彼女の時』MIDI INC.から宮田茂樹さん(アゲインに何度もいらして)のプロデュース。ストリング・アレンジは坂本"教授"龍一さん、デュエットで矢野顕子さん、大貫妙子さん、それに石川セリさんが1曲ずつ参加。かしぶちさんの叙情性が程よく発揮された愛すべき作品。全6曲と収録曲は少ない、ずっと繰り返し聴いていても飽きないアルバム。時々、もうかしぶちさんのこういったパフォーマンスが見られないのかと思うとキュンと胸を締め付けられる思いが襲って。ムーンライダーズの中でもドラマーというよりはより叙情性の高い曲を紡ぎ出すソングライターとして高く評価していた方だけに、その逝去は本当に残念な思いでいっぱい。こうやって落ち着いた気分でかしぶちさんのアルバムや楽曲を聴く機会があるので私はいつまでも彼のファンとしてフォローさせていただこうと思って。改めてかしぶちさんのご冥福をお祈り。