Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「Venus In Blue Jeans / Jimmy Clanton」
昨日は大瀧詠一さんの誕生日とあって出張ブランディンである企画を提案。
ゴーゴーナイアガラでかかった曲を宮治さんと平本さんという屈指のレコード・コレクターのコンピにオリジナル・シングル、爆音という縛りでかけてもらいたい、という提案。
誰よりもneachがイーチ・オータキ選曲の楽曲を大きな音で浴びるように聴いてみたいと常々思っていた。30人という大所帯、膨大なゴーゴーナイアガラ・ストックからほんの9回分のエッセンスを紹介、1975年当時にこのような選曲のラジオ・プログラムが存在していたことの驚異を、ネット情報もなく、評論家でもないアーティストがあんな啓蒙番組を放送していたということはどう考えても驚き。あの番組を聴かなかったらneachは別の人生を歩んでいたかも、この日のお二人の選曲、並びにお話しは所々感極まる箇所。
キャロル・キングの楽曲の中でも特に好きな「Point of No Return」、宮治さんが「この曲、邦題はなんでしたっけ?」、「帰らざる夢/ジーン・マクダニエルズ」のジャケットをモニターに出して。
アルドン=スクリーン・ジェムズ系統の楽曲の中で秀逸な「Venus In Blue Jeans」がかかった時は思い余って曲が終わった際、拍手。結局、最後のモージョ・メンの「Sit Down, I Think I Love You」まであっと言う間の3時間弱、大瀧さんの誕生日に開催できたイベントとしては大変満足のいく企画だったと自画自賛
大瀧さんはいなくなってしまったけれど、アメリカン・ポップス伝は聴けなくなってしまったけれど、我々には「ゴーゴーナイアガラ」があるんだ、という思いを強く感じた一日。大瀧さん、ありがとうございました!