Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

チェンジリング予告編」
昨日のSP講座からちょっと時間のとれるスケジュールが13日ほど。なんだかロンバケならぬ休暇をもらったような気分でかなりリラックスしてSP講座を終えることが。肩の荷が下りた気になって早速TSUTAYAへ行って「チェンジリング」を借りに。でもカードを忘れて取りに戻ったり、ブルーレイのリモコンが出てこなかったりで往生。それで観た映画はさすがクリント・イーストウッド監督の作品とあって片付けをそっちのけで観入って。主演のアンジェリーナ・ジョリーの演技が抜群で難しい役所を見事に。実話を元にした興味深い事件をうまく演出。行方不明になった息子が戻ってきたと思ったら違う子供だったという事実が現在なら遺伝子等を調べればすぐに判明するのに、と思ったり警察を悪の権化に仕立てるプロットは実話とはいえちょっと信じられない部分も。まあ、1920年代のアメリカ、ロサンゼルスという国の現状を知らないので軽々しくは語れない、そんな理不尽な事件があったことに驚きと恐さ。見終わった後に製作過程をスタッフが語る特別メニュー。監督は「アクション!」と言わずに役者が自然に役作りに入れるまで待って撮影する方法を西部劇で学んだ,50年以上の映画出演体験と85歳というキャリアが物語る実績が随所に発揮され、さりげない撮り方にも余裕が感じられ観る側に安心感。なにより楽しんで作っている様子、彼の魅力を改めて感じ。今なお現役で問題作を発表し続けるクリント・イーストウッドさん、いつまでもお元気で映画を撮り続けてください!