Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「HELLO AGAIN / 村田和人
カフェ営業の日は濃い一日。昨日もお客さんは少なかったものの、長い話しをしていった方や熱いやりとりを熱心に聞いてくれた若者や久し振りに来てくれた近所の方など、自分の食事を摂る暇さえない内容のある日。ネット・ラジオ伊藤銀次さんと杉真理さんのトーク,大変興味深かった。村田和人さんの話題をたっぷり。杉さんが村田さんの人柄や音楽の特徴をミュージシャンの視点で語ってくれた点が参考。村田さんはかなり最期の予感があって杉さんとのツアーの日程をタイトにしたり、レコーディングも作詞家の人に急ぐように伝えていた、それらの行為がすべて彼一流の明るい性格の元、進められていたこと等納得できる指摘,悔いのないライブ人生を送るために過酷なスケジュールで全国をまわり、アゲインでは104回/50人ライブをやり続けていた裏には死の予感があったのではないか。明るい性格の裏に強い信念があってそれを裏付けるエピソード。neachの体験で言えば村田さんというアーティストは同じことをやらない、毎回新しいライブをやり続けた稀有なシンガー。同じことをやって自分が飽きたらお客さんも飽きる、という信念でコーラス・マシンを使ったり、ギタレレを導入してマイク無しで歌ったり、ギターの弦の一部をベース弦に変えて低音を強調したサウンドにしたり、まあ、いろんな試みをやり続けたミュージシャン。アゲインのマンスリー・ライブを「村田の実験室」という名前に変えて新しいサウンドを常に追求。最初はたしか「Only One Live-More Relax」アゲインで新しい試み、全国のツアーに反映。村田さんの歌詞は安藤芳彦さんと田口俊さんが主に。村田さんの真情をうまく表現,そんな素晴らしい性格のミュージシャンが真っ先に亡くなるなんて運命の不条理を感じずには。大瀧さんの急逝も、神は時に過酷な結末を導く。neachは命続く限り大瀧さん、村田さんの存在を忘れずに過ごしていこうと思って。(業務連絡,本日ショート・トリップ