Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「東京マルディグ/ココナツ・バンク」
昨日は終日、やっと発売された『ザ・コンプリート ココナツ・バンク』のアルバムばかり聴いて。先ず上原ユカリさんのごきげんなセカンド・ライン・ドラミングから始まる「東京マルディグラ」。一カ所、neachの名前を叫ぶ箇所がある「分かるかな~?@松鶴家千とせ」。一緒にユカリさんに誘われて机を叩いて。neachにとっては一番馴染みのある「日射病」も好きなナンバー。2004年2月26日に新宿のロフト・プラス・ワンで行われたライブで銀次さんと一方井さんが一緒に歌ったヴァージョンをよく聴いていたので一緒に歌えるナンバー。そしてこのアルバムでneachが一番ときめいた曲は8曲目の「MAD冬景色」というハード・ロック・ナンバー。まずこのタイトル、歌詞、韻の踏み方等作詞センスのよさを感じた一曲でした。このあたりはやはりナイアガラ、大瀧御大の遺伝子を感じて。同じように言葉遊びに秀でたサクヒンが「じんじんじん」でしょうか。スパイダースの「バンバンバン」やタイガーズの「シーシーシー」にインスパイアーされた曲ということ,こういった曲を作れるのは伊藤銀次桑田佳祐しかいないのでは。銀次さんの「音楽好き」エッセンスが随所に感じられるアルバムでちょっと騒ぎたく。もしこの文章を読んで「本当?」と思った方、急いでペットサウンズへ。素晴らしいリーフレット(いつも感心する!)とおまけが。neachは行けないのですが12月25日(日)に「伊藤銀次のWINTER WONDER MEETING2016」が吉祥寺のSTAR PINE'Sで,大活躍のGINJI ITOに同じ歳としてエールを送るとともに大いに感銘を受けた新作。銀次さん、新作アルバム発売おめでとうございます!