いつもお世話になっている鈴木さんの仕切りで「Again 浪曲 Night Vol.3」。今回の出演は国本はる乃（浪曲師）さんと前回の奈々福さんの時もいらした沢村美舟（曲師）さんでともに平成生まれという若手の会だったのでやや多めに席を用意。予想を上回る集客。お客さんの年齢層は期待していたほど若くなく、いわゆる浪曲マニアのシニアの方々が多く。
はる乃さんは男役の声と女役の声のハリがよく、演技も若さを感じさせない堂々としたもので感心。美舟さんも前回観た時より落ち着いたバチ捌きで合いの手のかけ声が色っぽかった。席目が「楽満寺」という子宝に恵まれない夫婦が楽寺に願をかけご利益を得るという話、しょっぱな話しを忘れてしまいピンチ難なくやり直し。二席目は「真柄のお秀」という貞女とやせ男の話しでこちらも男女の使い分けの演技が秀逸で説得力。
願わくば若い世代の方達に聞いてもらいたい浪曲ワールド。鈴木さんからはまた浪曲の珍しいSOPIC版を預かって、是非いろんな人にこれを聞いてもらいたく、宣伝デモをしようと
