Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「We Three (My Echo My Shadow And Me)/Paul McCartney」

このところHPの予定表記を直す作業,あまりそのことにコメントしない。ご常連のお客さんと一緒にDVDを観たり厨房周りを整理したり。
ポール・マッカートニィの『KISSES ON THE BOTTOM』を繰り返し聴いて。その中のスタンダード・カヴァー曲のオリジナルと聴き比べる作業。「I'm Gonna Sit Right And While Myself A Letter」や「The Glory Of Love」「Ac-Cent-Tchu-Ate the Positive」「We Three」「Always」等のオリジナルが聴けて参考に。特に今度の13周年記念CDに入れた「We Three (My Echo, My Shadow, And Me)」のオリジナル=インク・スポッツ(1940年にナンバー・ワンになった曲)とても気に入って。馬面のビル・ケニーというメンバーの唄声が素晴らしいナンバーでポールの歌も孤独感が出ていて好きなヴァージョン。
「Ac-Cent-Tchu-Ate the Positive」というジョニー・マーサー作曲の歌詞は「ポジティブになれ、ネガティブなものを排除しろ」という内容で今の自分の置かれている状況にマッチしているので繰り返して聴いて。

「房錦 対 千代の山」

ライブが中止になったことをいい事に普段観れない映画を2本鑑賞。1本は『土俵物語』(1958年)という「褐色の弾丸」と呼ばれた相撲の房錦の出世物語で父親が行司の式守錦太夫で房錦本人も後半で登場する伝記物語。我々団塊の世代相撲ファンには人気があった力士だけに興味のある映画で。

『鉄腕投手稲尾物語』(1959年)も伝記映画で西鉄ライオンズ稲尾和久投手の活躍を辿った物語でこちらも同時代のプロ野球のヒーロー,覚えている箇所が多かった。テロップで「本映画は・・稲尾選手の半生を映画化したものですが製作上、幾分脚色を加えたもの・・」という断り,役者(稲尾の父親役や家族)の演技も多分に加味。昔の巨人ファンにとっては「神様、仏様、稲尾様」は将に天敵、苦い思い出が甦った瞬間も。

スポーツ選手の伝記映画は昔は随分流行ったもの、neachの記憶では相撲伝記映画『土俵の鬼 若ノ花物語』やプロレスの『力道山』を扱った映画等がよく公開されていたように。

「チェリー/スピッツ」

キャンセル・ラッシュの中、行われた柴田さんのライブはお客さんは少なかったものの、大変いいライブ。

街はコロナ・ウィルスの風評で荒みきっており、ライブ会場の評判もよくないのが現状、結果としていいライブやイベントが次々にキャンセルになる世の中ってどうなんでしょう。それより満員電車の方がよっぽど危険なのでは。

ちょっと異常な自粛ムードが漂っていて否定的。快い音楽を聴いて体験を共有した方が健康にいいと思って。

今度の3月15日のアゲイン開店13周年記念日用に過去の毎日更新のウェブ日記を紐解いて13年を振り返ろうと。インターネットを始めた1996年から毎日欠かさずウェブ日記を残して。初めて記録を始めた1996年の翌年から2019年までの同じ3月15日の出来事をウェブ日記で振り返ってみようと。個人的な自分史、何か他の人のヒントになるのでは。

13時、15時、18時、20時と区切って過去を振り返るコーナー、その方達の過去の出来事をインタビューしてみようと。参加された方には13周年記念CDとバッヂ

「立川談志/浮世根問」

コロナウィルスの影響かカフェも閑古鳥が鳴いて。そ自由な時間に普段できなかったことをしようと思い、ママッコとなっていたMD音源をいろいろ聴いて過ごし。
2006年5月3日、横浜のにぎわい座で行われた「笑志の今夜はにぎわE」という落語会に立川談志さんがゲストで登場した際の思い出が甦り。笑志さんの真打ち昇進の時だったか「浮世根問」を演じた際の事件。例によって早口で未来とは「修正できると思い込んでいる過去」だとか努力とは「貧乏人の暇つぶし」と定義した後、うなぎは何でうなぎって言うのという問いにマンボのかけ声で「ウッ!が難儀をして、ウナギになった」と説明した際、二階の心ないお客さんが小さな声で「おもしろくないよ」と言ったところそちらをにらんで「俺のプログラムのどこに面白いって書いてあるんだ!」と言って噺を止めて「今日はもうこれでおしまい!」という捨て台詞を残して帰ってしまったことを思い出し。
2007年の6月13日に浅草のカフェに出かけていって亡くなった前田隣さんにインタビューをした際の古川ロッパさんやエノケンさんのエピソードも懐かしく聴くことが。
更に一番面白かった音源は箱根で行われている温泉麻雀旅行で内田・平川両氏の雑談に亡くなった内田くんのお兄さんも加わって忌憚のない話し。今度の3月15日(日)の13周年記念カフェの際にいくつか紹介したく

「おもい/大瀧詠一」

また一つ中止の会が出て。世の中ある一つの惨禍でもちきり。人々にはどうでもいい話題をコメント。

アゲインが13周年ということで選んで作ったCDの一行解説。曲名は伏せ、1曲目から短いコメントを。

1)DC5のインスト曲。「五人の週末」でかかった。

2)ジョージ・ハリスンの最後のアルバムに収められていたジャズのスタンダード。

3)ある方から教えてもらったLouise Cordetも歌っている佳作。

4)浜田真理子さんがカヴァーした里花さんの曲。

5)これも別の方から教えてもらったオザケンの曲。

6)我等がルラルの曲から。

7)これもLouise Cordetが歌っている曲のクリフ・リチャード・ヴァージョン。「On The Beach」のB面。

8)歌詞に私が好きな和菓子が出てくる曲。

9)とっても細いところで繋がったジャック・ケラーの名作をビッグ・バンドのライブから。

10)リンゴが歌うスタンダード曲から。

11)この曲が生涯のモースト・フェイバリット・スタンダード曲。

12)これもポールが歌うスタンダード曲。歌詞が秀逸。

13)最後は大瀧さんの曲をGO GO NIAGARAの放送から。駒沢さんのスティールに注目。ということで13周年なので13曲選んで。13周年記念日に参加者に配るCDで目下コピー作成中。

「Come and Get These Memories / Martha and The Vandellas」

昨日は更に3/19の「カフェDE歌おう」も中止に,別に異論はない、また予定表を作り直さなければならないのでちょっとストレス。今後はスケジュール表に×印でいこうと。

昨日のブランディン14人という程よいメンバーで行われ宮治・平本両氏の選曲、解説も的を射ており楽しい語らい。当初、テーマが三人組、トリオ、結論から言うとかなり外れて。流石お二人の選曲は通好み。

かかららなかった曲、トリオを挙げて

キングストン・トリオ、ナット・キング・コール・トリオ、スリー・ドック・ナイト、シャングリラスティーンエイジ・トライアングル。もっとマニアックな三人組がバンバンかかり興味深かった。ジャケット出しを自主的に行ったので食事もままならない忙しさ。結果、みんな満足してお帰りに、やってよかったと思える日。宮治さん、平本さん、それに参加してくれたみなさん、ありがとう。

【今日はこの曲】「新型コロナウイルス 世界各地で影響広がる」

フレッド・アステアに現を抜かしているうちに世間の状況が刻々と変化してきてアゲインのライブ興行にも影響が。今後更に増えるかもしれない状況でまともな営業ができるの(か)。
こういう状況の中で感染者が身近に出たりすることでパニックになることが心配。風評やうわさ、更にデマは吹き荒れて人々が疑心暗鬼の中で暮らさなければならいの(か)。
唯一の楽しみは本日行われる「出張ブランディン」のDJイベント、混雑が予想。丁度、昨日汚水槽の点検作業のため黒椅子を中に入れなければならなかったのでもう今日の出張ブランディンのレイアウトにして。暗い世相を忘れて楽しもう。