2006-07-15 ■ 本 本 バートン・クレーンさんの『この地獄も愛すればこそ』表題作「この地獄も愛すればこそ」手紙形式、電報がそのまま出てきたりしてある本の出版にまつわるドタバタ話 劇の脚本制作過程を綴った「エマおばさん現わる」 戦後の在日記者の悲哀を扱った「おやじに涙あり」 圧巻が第2話「これでけっこう」戦後の日本が舞台でミイラが出てきて、生き返り話しをするという荒唐無稽なもの SFのようなショート・ショート短編集。 難を言えば翻訳が直訳調