Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「The Way You Look Tonight / Fred Astaire」

本日の話題はズバリ『有頂天時代』という有名なミュージカカル映画の感想。以前より主演のフレッド・アステアジンジャー・ロジャースが展開するミュージカル・シーンに魅せられて高く評価していた映画、誰もいないカフェでじっくり鑑賞するのは初めて。ストーリーはいろいろ突っ込みどころ、何と言っても二人のダンス・シーンとこの映画の音楽を担当したジェローム・カーン=ドロシー・フィールズの音楽が秀逸で、生涯ほぼベストの楽曲と常々表明「The Way You Look Tonight」が主題歌、劇中でもアステアがピアノを弾くシーンは有名なヒトコマになっているミュージカルの古典映画。
じっくり鑑賞できたのは初めてで新しい発見や脇役(ヴィクター・ムーア)への関心等違った興味。特にアステア(ラッキー)がニューヨークへやってきてチンジャオロース(笑)(ペニー)と知り合うきっかけで歌い踊る「Pick Yourself」や雪の中で歌う「A Fine Romance」等、印象的な名曲の多い映画。ストーリーはやや荒唐無稽で付いていけない部分も。邦題の『有頂天時代』ですが原題の『Swing Time』の方が馴染みがあって好きなタイトル。