Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

今月のアゲイン・ジャズ・クラブ、主催者の西川さんにもう一人重要なムード・ミュージック界の巨匠がいると教えられ。イギリスを代表するジョージ・メラクリーノ。どんなサウンドか知りたくて買ってしまい。
全体に正統派のストリングスでかためた聴き易いもので、あまり強い個性を出さないのが特徴。イギリスを代表するムード音楽の第一人者、マントヴァーニーともよく対比されるアレンジャー。弦を重ねた格調高い演奏とゆったりとしたメロディで包まれたまさしく『Soft Lights and Sweet Music』。ガーシュイン、アーヴィン・バーリン・ナンバーに混じってフォスターの「Beautiful Dreamer」もしっかり演奏していて気に入り。