Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

マドロス3のライブは何もかもが新しい体験で大変興味深い極上ライブ。キーボードが下手(客側から見て左側)に直角に置き、ドラムスは右側で真ん中のスーザホーンというセッティング。スーザホーンという楽器。音もベースの役割、ブワッ、ブワッと今までに聴いたことのないサウンド
キーボードの山本隆太くんは本格的なニューオーリンズ・ピアノで随所でドクター・ジョンのようなフレーズ。客入れのBGMはドクター・ジョンの『ガンボ』。彼らのテーマ曲で始まりニューオーリンズ調の曲を2,3曲やった後、何とフォスターの「Hard Times」。丁度壁に貼っておいたランディ・ヴァンウォーマーの遺作となったフォスター・カヴァー集についてもコメント、なかなか音楽の分かった人たちだなと思い。後半2部の真ん中あたりではハワイアンを、と言って本格的なフラ・ガールまで登場。スーザホーンがメロディ・ラインを奏でるナンバーもあり、これまでのアゲイン・ライブでは見られなかったパフォーマンス。
隆太くんはウクレレも弾きながら歌ってくれ、バートン・クレーンも愛聴しているようで「酒が飲みたい」の一節も披露。非常に面白いライブで一遍で気に入って。来年の春頃、またやってもらえませんかとお願い。