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昨日の牧村憲一さんと土橋一夫さんの音楽トーク・ショーは大変面白いイベント。先ず牧村さんのお人柄が話しぶりに出ていて好感。70年代から80年代にかけて日本のポップス・シーンの重要なアーティストに関わってきたプロデューサーだけあって、その体験談やエピソードが面白く自然と惹き付けられ。土橋さんの好サポートもあって特にテーマもなく進んだトーク、あっと言う間の3時間で。
加藤和彦、竹内まりや、大貫妙子、ピチカート・ファイブ等の映像も紹介しつつも話しが長くなることを気にしながら牧村さんでなくては知り得ない秘話も混ぜ興味深い話し。意外だったのは伊部雅刀の「子供を責めないで」も牧村さんが関わっていたことやかぐや姫の「神田川」が最初の担当ディレクターだったこと等、いろいろなミュージック・シーンを渡り歩いてきたことが分かって勉強に。終わってから控えめに次はいつやらせてもらえるか分かりません、などと、アゲインはいつでもお待ちしておりますので是非再度やってください、と土橋さんにもお伝え。伊藤銀次さんといい、牧村さんといい、彼らの話しを聴いているとかつては雲の上のスターや好んで聴いてきたアーティストたちの実像が浮かんできて身近に感じられるイベント。