Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

高瀬さんと水上さんのナビゲイトによる音楽&トーク・イベント『Good Old Boys』のVol.2。ゲストは先日素晴らしいシングル盤をリリースしたばかりのマイクロスターの佐藤清喜さんでその新曲を中心にマイクロスターの音作りの秘密に迫るという触れ込み。先ずお断りしておかなくてはならないことはこの時かかったほとんどの曲をneachは知らずに過ごして。佐藤さんの目論んだ「サバンナ・バンド」風の80年代のサウンドに関しては全くの素人状態で出てくるグループや話題に正直ついていくのがやっと。白状すると自分の中の80年代は中頃から音楽と縁のない生活、あまり敏感に反応しなかった時期でもあり、90年代になると更にガラパゴス化するのが実態。
「サバンナ・バンド」(水上さんの解説によるとキッド・クレオール&ザ・ココナッツの前身で正式にはDr. Buzzard's Original Savanna BandというらしくElbow Bones & The Rackteersも関連バンド。)関連の音楽を中心にかけてくれたのですが、日本のアーティストでも中原めいこ中村メイコなら知っていた!)だとかJIVEというコーラス・グループのことはチーットモ知(らず)。JIVEは銀次さんがプロデュースしているようでそういえばサンデー銀次にもその記述がありましたっけ。
高瀬さん、水上さん、それに同じ歳の佐藤さんとは世代の違いを感じながら彼らの紹介するサウンド群を聴いて。でもそれらは確かにマイクロスターと同列で語れる良質のポップスで寡聞を恥じた次第。イベントが終わってから片付けをしている時、上の大家さんに駆け込んでそのあたりの孤立感をお伝え、優しくそんなことはありませんよ、と慰めて。今度そのあたりのアルバムを聴かせてくれるということ。