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一昨日の話題の続き。『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』増田俊也著の中に出てくる木村政彦の師匠、牛島辰熊の紹介。
木村と同じ熊本出身で「鬼の牛島」と言われ怖れられた柔道家で木村を母校、拓殖大学にスカウトし、その後強い師弟関係を築くことに。木村同様事実上の日本一決定戦に三連覇、「猛虎」、「不敗の牛島」と名を馳せたのですが天覧試合に敗れその夢を木村に託すことに、その悲願は達成。いろいろなエピソードが残っている伝説の柔道家,特にその激しい稽古は語りぐさとなって木村に引き継がれていく。また思想家としても暗躍し、石原莞爾らとの交流から戦争を止めさせるために東條英機暗殺計画を企て逮捕されたり。そんな牛島と木村の交流、エピソードを紹介した毎日放送の番組『君は木村政彦を知っているか』(2000年）。8本に分けて紹介,興味のある方は是非ご覧。取り急ぎ本の方は1/4ほど読み進んだ時点でのレポート。