Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

今日は矛先をちょっと変えて最近亡くなったイギリスのギターリスト、バート・ヤンシュについて。
バート・ヤンシュ、ペンタングルというトラッド系のグループのギターリストでコンビを組んでいたジョン・レンボーンと共に多くのギターリストに影響を与えた人。neachはそんなに夢中になって彼を追いかけた訳ではありませんが、ソロ・アルバム、ジョン・レンボーンとのデュオ・アルバム、それにペンタングル時代のアルバム等数枚持ってたまに聴いて。とりわけペンタングルの1968年、ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールでの実況ライブを含む2枚組『SWEET CHILD』(写真)はよく聴いたアルバム。特にSIDE 3と4のスタジオ録音盤の10曲はどれも忘れがたい珠玉の名曲と言ってよい出来でそのサウンドの中核をなすギターをバート・ヤンシュが弾いて。彼を慕うミュージシャンは多く、ジミー・ペイジニール・ヤングポール・サイモン等がよく知られて。つい2週間前にバートの訃報に接し、一人追悼を兼ねてこの『SWEET CHILD』を密かに聴いて。バート、ジョンのダブル・ギターにジャズ的要素の入ったダニー・トンプソンのベース、テリー・コックスのドラムが絡み、更にジャッキー・マクシーの天使のようなヴォーカルがミックスされ不思議な魅力を持ったグループ。