Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

箱根湯本の「吉池」旅館で行われたアゲインの株主総会はお湯よし、飯よし、甘いものよし、仲間よし、語りよしで最高の贅沢。数ある箱根温泉の中でもロケーションといい、泉質といい、借景といい、どれをとっても一線級の温泉で何度も入りたくなる上質泉。
最後の日は朝からカンカン照りで露天風呂から観る箱根の山並みや木々が爽やかに感じられずっと風呂に浸かっていたく。日がな一日蟄居して行うゲームも以前のような耐久レースにはならず、途中一人抜けられるので本を読んだり、風呂に行ったり、仮眠をとったりで余裕の態勢。更に内田ブラザーズ、平川くんの時事放談やゲスト参加の植木さんのスポーツ談義等が面白くただで鼎談を聴いているような得した気分に。今回のテーマは「グローバリズムはよくない」というところから始まって言いたい放題、バッサバッサと切りまくる論調はギャラリーにとっても小気味よい時間。時折、neachもスポーツ談義には参加してボクシング、野球、ラクビー、プロレスに関する雑学や情報をこれでもかと演説。一番可笑しかったのはいつも口からでまかせを言う平川くんが自分のiPodで「コブクロ」をかけながら「何でコブクロって言うか知ってる?」って説明し、「コブヤマくんとクロダくん」っていい加減なことを尤もらしく言ったので全員、腹を抱えてずっこけ。そういったところが平川くんの真骨頂かもしれませんが。こういった気の措けない仲間と好き勝手なことを言い、疲れたら大きな風呂に入り、腹が減ったら上げ膳据え膳の和食を嗜み、外部の接触から一時逃れ、ひたすらゲームに興じる至福の時間は何者にも代えられない悦楽。
帰りにはいつも寄る「ちもと」(写真)の極上和菓子を数種類買い込んで、お世話になっている方におみやげとして持って帰り。昼過ぎに店に戻り丁度落語が始まるまでのカフェ・タイムに高校のクラスメイトが4人もやってきたので彼女たちにも振舞い、昔話しに花を咲かせ。昔の学友おばさん(失礼!)たちが当時を振り返って「石川くんはスカしていたわね」なんて言ったのにも笑って。「スカす」って既に死語になっていると思ったので今度今の人に使ってみようと思い。