Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「バイオリン協奏曲/チャイコフスキー」

箱根へ行って十分英気を養って、その平川くんから「あの俺の本、どうっだった?」って訊かれたので「いやー、面白かった!これまでの君の著作で一番よかったんじゃないの」ってコメント。
それくらい今回の新刊『路地裏で考える』は取り上げている話題から彼の日常の目線や嗜好が分かりやすく表現されており好きな一冊。「映画の中の路地裏」という項目でいくつか観てみたい映画評が載っていましたので早速TSUTAYAに走って『オーケストラ!』をゆっくり観て。平川くんがコメントしているように後半の15分程の「チャイコフスキーのバイオリン協奏曲」が演奏されるシーンが圧巻。基本的にはドタバタ喜劇仕立てのような展開でつっこみ所も多い映画,チャイコフスキーの楽曲の良さとアンヌ=マリー・ジャケを演じたメラニー・ロランの美しさが際立って。
最後のソロ・バイオリンを演奏するシーンはそんなにごまかして撮っておらず、メラニー・ロランの運指も不自然ではなく。
他の平川くんのお勧め映画としてチェックしたくなったのは銭湯映画?『湯を沸かすほどの熱い愛』や未見の韓国映画等で追々観てみようと。箱根帰りのロマンスカーの中では阿部くんをつかまえて夫婦感や社長業としての平川、阿部の違い等を熱く語って。阿部くんの中学校時代の反骨逸話が新発見