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一昨日の夜、翌日の出張ブランディンのDJセットの準備、レコード・プレイヤーの右チャンネルの音が出ていないことが判明し、一気にお悩みモード。古いレコード・プレイヤーを引っ張り出して何とか乗り切るつもり。電話が鳴って出てみるとオーディオに詳しい佐藤さんからの電話で「今日、そちらにプレイヤーを持ち込んでよろしいでしょうか？」というお尋ね。あまりにタイムリーな内容にいいとも悪いとも言えずに只々びっくり。とてもいい音になり満足を通り越して自分の最近の運のよさを感じ。
この日のテーマは「ベタリク」という誰もが知っているオールディーズをかけるというもので主に63,4年を中心に馴染みの曲。宮治さんと平本さんという強者コンピなので一筋縄ではいかない選曲。例えばビートルズの「She Loves You」はドイツ語シングルだったり、レスリー・ゴーアの「You Don't Own Me」はフランス語ヴァージョンだったりでやはり一ひねり。neachのリクエスト「ハロー・ドリー」サッチモと「情熱の花」カテリーナ・バレンテも。森さんのリクエストは「花のサンフランシコ」やディーン・マーチンの「誰かが誰かを恋してる」等、ヒットした曲＝いい曲。毎度宮治さんのMCが面白く何気なく語る専門的な知識も親しみやすく。平本さんも舌好調で。この同好の人たちと聴く出張ブランディンの爆音オールディーズはneachも客席で楽しみたいほど雰囲気といい、かかる曲といい、とても幸せな空間。次回、6月6日はジャン＆ディーン特集。最後に危機が一転して最高のサウンドに変身,レコード・プレイヤーを持ち込んでくれた佐藤さんに感謝。