Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

毎月恒例の『アゲイン・ジャズ・クラブ』。毎回、「アメリカン・ポピュラーソングの歴史」と題して1901年からのヒット曲リストをお作りになって配布しておられる宮田大先輩のリストが丁度1951年版、先日の大瀧さんの「アメリカン・ポップス伝」で紹介してくれた楽曲がガンガン出てきてびっくり。
「Because of You」「Come On-A My House」「Good Morning Mister Echo」「Too Young」等々あの番組とクロス。このジャズ・クラブのイベントはポピュラー・ソングの前史を辿っている会なので勉強になることが多い。
この日のDJコーナーはSP盤コレクターの前田さんによる「The Various Moods of Lee Wiley」というもので「Manhattan」から始まって「It's Only A Paper Moon」に至るまでの8曲を丁寧に紹介。今月のミュージシャンのコーナーではスー・レイニーを取り上げ。「課題曲コーナー」では 1) I've Got You Under My Skinと 2) When You're Smilingをたっぷり聴き比べ。コール・ポーターの「I've Got・・」は途中に♪ストップ!♪というところでブレイクが入るので、これはフランキー・ヴァリでヒットした「Can't Take My Eyes Off You」に影響を与えている曲だなと思い。この日の新発見。
筆おろしとなったレコード・プレイヤー、音にうるさい諸先輩方からいい音になった、と告げられ,店主冥利に尽きる瞬間。
【付記】アミーゴ・ガレージが更新。ここで書かれている内容のメール。ちゃんと終わりにThanks toも入っていてまた感激