Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「恋の山彦/奈良光枝
一昨日はジャズ・クラブが終わった後、友人が尋ねてくれたり思わぬお客さんでテンパッていて日々の更新を忘れて、昨日の夜慌ててアップ。初めてのこと。そろそろヤキが回ってきたのかも。昨日は早い時間に始まるSP講座の準備でアップアップ、そんな時に限ってお客さんが開場前にやってきて。内心プレシャー。
郡さんの解説で始まったSP講座の昨日の特集は西條八十の最終回、第5回目。ある作家(今回は作詞家)をかくも長きに亘って連続で特集したことはなかったの、5回通して振り返ってみると大変意義のある特集。今回は戦後のマイナー曲を中心に選曲、初めて聴く音源が殆ど。その中でも楠木繁夫・三原純子夫妻の歌う「夜風のタンゴ」や奈良光枝の「恋の山彦」(以上作曲は服部良一)、藤山一郎の「美しき高原」(古関裕而作曲)霧島昇の「紅雀の歌」(作曲、万城目正)等が印象的で作詞、作曲ともに一流品と思わせるナンバー。そして最後にneachの判断で『よみがえる自作朗読の世界』という朗読CDから西條八十の朗読による「母の部屋」を紹介、これがよかったという方もいて最後にこれを紹介できてよかったと思って。元々neachのわがままなリクエストに答えて5回にも亘っていい音で選曲してくれた郡さんの仕事にも感謝したい気持ちでいっぱい。いい体験。