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町山智浩の映画塾！「野良犬」＜復習編＞
10月がもうすぐ終わろうと,特筆すべきは今月、TSUTAYAのキャンペーンで映画レンタル毎日1本無料,黒澤明映画をもう既に20本近く観続けているということ。こんなシバリでもなければ観ることのなかった黒澤作品、デビュー作「姿三四郎」からほぼ順を追って鑑賞中。いろいろ印象的な作品,1949年の「野良犬」にスポットを当てて紹介。三船敏郎扮する若い刑事がピストルをバスの中で盗まれてしまうところからドラマは始まり。そのピストルで殺人事件が起こり責任を感じた若手刑事はベテラン刑事（志村喬）の力を借りて犯人を追いつめるという筋書き,最後のクライマックス・シーンでの「対位法」という演出が有名。これらの解説を町山さんが面白く語っている。同じ映画の＜予習編＞も。