Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

小池昌代が読む声のエッセイ、1. 母 」
緊急の用事でカフェを途中で切り上げて平川氏と病院へ、下北沢で行われたトーク・イベントに参列。詩人の小池昌代さんと平川くんのトーク・イベントで大変実のある対談,neachはその前に行った病院のことが気になってなかなかきちんと聴け(ず)。それでもお二人の「詩論」はどれも啓発される話しが多く、できるだけ正常心に戻って噛みしめるように。本来、neachは「詩集」や「詩人」に無関心だったことを思い知らされ、お二人が日常の生活に「詩」の効用を深く汲み取っていたことが分かり。
最近読んだ本の中でも特に感銘を受けた『言葉が鍛えられる場所』平川克美著を小池昌代さんが絶賛、それを受けて平川くんが小池さんの詩作を朗読し、それに答えて小池さんが平川くんが取り上げた作品を朗読するという現代詩ファンにはたまらないイベント。neachは全くと言っていいほど「詩」は読まない種族,お二人の視点、言葉に対する考察は参考に。ある方のブログで知った「永瀬清子」という市井の詩人の作品や平川くんが推薦していた石原吉郎の詩のよさを分かり易い言葉で解説。打ち上げの席にneachも同席、小池さんの『通勤電車で読む詩集』を出版したNHK出版の方々や出版関係者、阿部くんとともに後日談のような雑談も。アルテス出版の鈴木茂さんとneachが「あること」で一致していた事実に驚いて、急に彼が近い存在に思えて。そんな偶然を知り得たり、小池さん、平川くんの貴重な話し,気になることが消え(ず)