Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「Lullaby of Broadway / Doris Day」
一昨日予告した通り、カフェ営業を5時で切り上げて岩本町まで野口さんのビッグ・バンドのライブを観に。大正解で機会があれば他所のライブに出かけていくことも仕事の内と思えるようにな。3回目となるTokyo Tuc,地下鉄を降りてからかなり不安のうちに目的のスポットまでたどり着き。
やがてビッグ・バンドの面々がスタンバイし、リーダーの野口さんが登場して賑やかなライブが始まり。「DISH UP! DISH UP!」で演奏が始まり、「Duke」や「Along Came Betty」と言ったジャズのスタンダード曲を演奏した後に、BREEZEが呼び込まれハリー・ウォーレンの「Lullaby of Broadway」を。この日に野口さんのアレンジが届いたということで初演、素晴らしい演奏とコーラス。「ベサーメ・ムーチョ」や「Puttin' On the Ritz」も歌ってくれBREESEは下がり。「Autumn Nocturne」やジェローム・カーンの「Ol' Man River」等が演奏され休憩。後半はビッグ・バンドの分厚い演奏に魅せられ、メモをとるのも忘れるくらい。ビッグ・バンドの魅力とは20人近いメンバーで一斉に鳴らす管楽器中心の音圧の威力、全員でかき鳴らすジャズ・ソングには圧倒。BREEZEとの演奏、コーラスによるバカラック・メドレーやベニー・カーターのサンバ曲等優れた演奏、13人の管楽器とギター、ウッド・ベース、ドラムスによるリズム・セクション+野口さんのビアノ演奏は個々の実力もさることながらビッグ・バンドという編成の圧力のようなものを終始感じて。終盤には「What A Wonderful World」や「キャラバン」等の優れたソロ演奏もあってウディ・ハーマンの「Apple Honey」のアンコールまで十分に楽しめ。店を閉めてノコノコ岩本町くんだりまで出かけて行って大正解の一夜。