Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

先日、早稲田大学の構内で行われた『古川ロッパとレヴュー時代』というイベントに参加。
「二つの戦後ームーラン・ムージュと新宿」という演題で舞台装置家の大御所、中村公彦さんが講演。
御歳91才にもなる中村さんのお話しは正に生ける証人といった趣きでムーラン・ルージュのあった戦前、戦後の新宿の様子を淡々と語っていたのが印象的。
例えば世の中が戦争に向かう中、新宿のある店だけ行列、ビフテキを食べさせてくれる洋食屋さん、その列の前にはアノネのおっさんで有名な高勢実乗も並んでいて驚いたとか面白いエピソードを披露
途中テレビで特集されたムーラン・ルージュの番組に由利徹さんが出ていて森繁さんとの確執等を回想。
司会を務められた若い研究者の中野正昭さんという博物館の助手の方もいろいろ事情通らしく、古川ロッパの話しをしてもらいたかったのですが、今回は専らムーラン・ルージュの話し