Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

昨日は誠に忙しい日。
早い昼間の時間の開催となったSP講座が藤浦洸特集、全部の曲の歌詞をモニターに表示できるように、一部歌詞データがないものもあり、結局入力したりして時間を費やして。毎回、この会のお客さまは開場時間前にお見えになるのでプレッシャーを感じながらの下準備。一人の作詞家の特集というのは初めてのケースだったのと、藤浦洸という有名な作詞家だったのでみんな一言言いたそうなお客さまばかりで緊張、例によって丁々発止、郡さんとの掛け合いも滑らかに進行。
有名な服部=藤浦作品を4曲ばかり紹介した後、三原純子「南から南から」や高峰三枝子白薔薇の歌」、霧島昇・松原操「ハートのクィーン」等隠れた名曲も紹介し、たっぷり2時間かけての 15曲の解説、紹介。neachは特に「白薔薇の歌」(この映像がサイコー)と最後にかかった「ラジオ体操の歌」に心惹かれ。「ラジオ体操の歌」は歌っている藤山一郎さんの作曲ということも初めて知り。参加者の方々に感想を聞くコーナーでは各人、思い思いの感想をたっぷり語ってくれ非常に参考に。特に最後の方で演説口調で話された方は「こんないい音で聴かせるイベントは他にはないのだから、もっと新聞やメディアに売り込んで広めたらよろしい」という力強いアドバイス
夜、下北沢で行われる銀次さんと黒沢くんのユニット、アンクルジャムのライブに行く支度。お一人、大瀧さん関連のお仕事をしている方が、ご意見を賜りたいとある資料を置いて。もし大瀧さんを理解したいなら、「日本ポップス伝」を聞くのがよろしいのでは、とそのコピーをお渡ししたところ謹んで拝聴いたします、と言って帰られ。看板等を下げようと思っていた矢先、更にもう1名、京都からいらしたというナイアガラー(というより内田くんの門下生)の方が。京都からと聞いてはむげに断るわけにはいかず、注文を聞き、大瀧さんにまつわる話しやら蓄音機からバートン、ロッパの話し等お相手を。
店を出たのはとっくにライブ開場時間、あわてて電車に乗って下北沢まで。ライブ会場の風知空知はよく行っていたレコファンの隣りのビル、入場するとまだライブは始まっておらず、銀次さん、黒沢くんが入口で迎えてくれ、小松さん夫婦にもお会いすることが。小松さんが席を取ってくれており、そこに、その後ろの方の席はバルコニーのようになっており、変わったレイアウトのお店。アゲインと同じメニューを探してオーダー、本日のカレーのグリーン・カレーが美味しかった。ライブは銀次さんのギャグ・トーク全開で楽しい雰囲気の中行われ、大変満足のいく歌と演奏。このライブに出かけようと思ったきっかけは銀次さんのブログに「ライブに向けて練習を重ねている」という内容の記述。銀次さんという方は最近身近でお話しすることができ大変光栄に感じて、こういった真面目さが多くのミュージシャンから信望を得ているのだと。黒沢くんと絶妙のコンビとハーモニーで、最後に歌ったエヴァリーの「Take a Message to Mary」が心に残り。ライブがはけ、いろいろな方からご挨拶を受け、小松さん夫妻と電車で帰って速攻で店に戻り、やりかけの作業をこなし、このレポートを書いた次第。あー、しんど!