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2007年の暮れから毎月第一土曜日に行っている「アゲイン・ジャズ・クラブ」のDJイベントは昨日で44回目。諸先輩方々の持ち込むジャズの名盤、珍盤にいつも耳を奪われる瞬間、今回は岩田さんが紹介してくれたハワイのシンガー、デニス・パボオという人の「Sweet Someone」という曲にしびれ。以前もアルフレッド・アパカというハワイのクルーナーを紹介、このパボオという人の歌唱も印象的でついグラスを磨く手を休めて聴きに。
その「アゲイン・ジャズ・クラブ」の話しを最初に持ってきてくれた辻尾さんという方がつい最近お亡くなりになったというご報告を聞いて大変悲しい気持ちに。実は最初の交渉で「2ドリンク制」というのが気になって一旦はお断り、それを聞いてお帰りになる辻尾さんの後ろ姿がとても悲しそうだったので2度目の交渉でそちらの条件でオーケーです、と受け入れ。その後も毎回参加されて、何か不備な点があれば私に言ってください、と会の進行について店に負担のないよう気にして。その辻尾さんが数年前にご病気で車椅子生活になって欠席することが多く。それでも一度、車椅子で参加してくれお元気なお姿を見せてくれ、このところはすっかりご無沙汰。こんなに盛況で為になるイベントができるのも辻尾さんのおかげ、心からご冥福をお祈り。（尚、今日、明日とアゲインの株主総会。）