Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

昨日の「フリーDJナイト」は大変実のあるイベント。実は珍しく初参加の方のご予約も、急遽キャンセル,いつもの方々、それぞれに興味のある音源を紹介してくれ、当初私が目論んだ「十人十色」音楽が聴けて為に。久し振りに参加の竹内さんはAKBと同類のTwincklestarsというアイドル・ユニットを中心に紹介、深野さんモンキーズのゴーフィン=キング作品、井上くんは例によって誰も知らないアーティスト・シリーズとしてブレント・キャッシュやフィリップ・フランシス・スタンポ、マイケル・ディコンといった超マイナー・シンガーを、安藤さんはパスカルズというロケット・マツさんのバンドの映像を。極めつけは昼のカフェで大論争をした岩沢さんもお見えになって楠木正成とその息子楠木正行の別れを歌った「桜井の訣別」(青葉茂れる桜井の〜♪)という歌をDVDで紹介,ぐっと場が引き締まり。この歌は小津作品に何度も登場。
こういったノン・ジャンルで各人の好きな(或いは得意な)曲を紹介してみんなで鑑賞するというこのイベントの趣旨がようやく結実した思いで手応え。neachも音楽メディアの変遷に関して33回転レコードと45回転レコードの成り立ちやシングルCD(8センチCD)がどうして駆逐されてしまったかを問いかけ参加者からいろいろなご意見を募り。目下の関心事は駆逐されていく音楽メディア(シングルCDやMD)の周辺情報、特に昔買ったシングルCDをこのフリーDJナイトで紹介してみたかった。
その結果次回10月20日のフリーDJナイトでは各人が1枚、シングルCDを持ち寄り聴き比べをしてみましょう、ということに。是非初めての方もジャンルにとらわれない音源とお好きなシングルCDをご持参の上、ご参加。