Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

大型の台風が首都圏を通過すると聞いて昨日の唄声セッションの開催が危ぶまれ。エントリーしていた方々から相次いでキャンセルの連絡、明るく「了解です!」とお答えしたものの、実際降りが激しくなる雨と暴風の気配にどうなるんだろう、と内心不安も。でも「今日は唄声、やるんですか?」という問い合わせに何もなかったように「勿論、やりますよ」と軽く答えていたのでお客さんが一人でもオーケーと思って。
開場の時間が迫ってくると雨脚が一段と激しくなり、階段の踊り場に大量の雨水がたまって。ぞうきんで拭き取り、バケツに絞って捨てる作業を繰り返し、お二人カフェはやっていますか?と言って入って。店の中のアナログ・レコードに興味、では時間までコーヒーでもと言って座ってもらい。外がひどい風雨なので、ちょっとの間、避難してきたとのこと。
更に女性の方がお一人ずつやってきてこちらも電車が止まってしまい、雨宿りということ、それぞれに夜の唄声セッションも参加されませんか?とお誘いしたところ、気持ちよく応じてくれたので4人も思わぬ観客の元、始めることが。
例によってショウくんとカブちゃんのギター・デュオで始まり、最初に入ってきた男性の方がピアノを弾けるということで途中から参加し、更に休憩後には雨宿りの女性陣もギターをバックに松田聖子の歌を披露してくれ、思わぬ盛り上がり。PAブースで観ていて、これが本来のセッションだな、と思い台風の中、強行してよかったと思い。結局、大変な思いをしてたどり着いた常連参加者2名も加わって賑やかな会。偶々居合わせた方々でしたが、即席の連帯感のようなものがあって、楽しげで観ていて微笑ましく思える一夜。
台風くん、ありがとう!って感じ。