「ほおにかかる涙／ボビー・ソロ」
一昨日はイタリアものだったので今日の曲も64年の代表曲、「ほおにかかる涙」ボビー・ソロ。第14回サン・レモ音楽祭入賞曲、その優勝曲はジリオラ・チンクェッティの「夢みる想い」。
この優勝を逃したボビー・ソロの落胆ぶりは相当なものだったらしく、「ほおにかかる涙」を流した（か）。どちらも日本のヒット・パレードを席巻し、必死に歌詞カードに振ってあるカナルビをみて一緒に歌ったもの。社会人になって翻訳の会社に勤めた時、ひょんなことから彼女（イタリア人のチェッカー）の前でこの歌を歌うことになり、カナルビで覚えていたイタリア語で歌ったところ、かなり正確と褒められたもの。イタリア語の発音と日本語の発音は似ているの（か）、逆にイタリア人が日本語の歌を歌ってもかなりいい線をいくことが。
こういった歌は視覚ではなく曲で覚えた方がデタラメながらニュアンスが伝わる例。伊藤銀次さんが「話し出したら止まらナイト」で披露した時はPAブースで一緒に歌って。銀次さん、また歌ってくれない（か）。
